辺野古 市民ら50人を排除 掘削調査確認されず


この記事を書いた人 金城 美智子
ゲート前に座り込む市民らを排除する機動隊員ら=2日午前6時58分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画に反対する市民ら約50人が2日、早朝から名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込んだ。午前7時前後に県警や警視庁の機動隊がゲート前に座り込む市民らを一人ずつ抱えて排除し、工事に関係するとみられる普通乗用車やトラックなどが基地内へ入った。午前9時すぎにはコンクリートミキサー車2台が基地内へ入った。

 シュワブ沖の海上では、長島付近のスパット台船などに作業員の姿は見られず、ボーリング(掘削)調査の様子は確認できない。【琉球新報電子版】