政治

PAC3、基地外に配置 防衛省、宮古島市と石垣市に方針

PAC3配備について下地敏彦宮古島市長(手前左)に説明する自衛隊関係者=5日午前、宮古島市役所平良庁舎

 【宮古島・石垣】北朝鮮「ミサイル」問題で防衛省関係者は5日午前、宮古島市、石垣市の両市役所を訪ね、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の市内配備方針を伝えた。PAC3は両市とも自衛隊施設外に配備する方針が伝えられた。宮古島市で基地外に配備されるのは初めて。前回2012年に石垣市で新港地区に配備された際は銃の携行などが問題となっている。防衛省は同日、両市に配備すると正式発表した。

 面談は両市とも冒頭を除き非公開。宮古島市ではこれまで市上野野原にある航空自衛隊宮古島分屯基地に配備されてきた。市や防衛関係者によると、基地は現在、レーダー施設が工事中で手狭なことから、一部基地外となる市平良の埋め立て地・トゥリバー地区に配置する意向が示された。記者団の取材に下地敏彦市長は、市民の生命財産を守る観点から配備について「十分対応する」と述べ、容認する考えを示した。
 石垣市でPAC3の配置場所は12年と同様、市南ぬ浜町の新港地区で、中山義隆市長は受け入れることを伝えた。取材に中山市長は「住民の安心安全が最優先だ。(配備を)受け入れ、協力体制をつくっていきたい」と話した。一方、北朝鮮が予告した期間中の13日、南ぬ浜町を打ち上げ場所にした花火大会が開催されることから「安全区域を守らないといけないので、調整して配備してほしいと要請した」と説明した。