県内私立高校で卒業式スタート 昭和薬科大付属高で205人が卒業


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県内高校のトップを切って開かれた昭和薬科大学付属高校の卒業式で卒業証書を受け取る卒業生ら=6日、浦添市

 昭和薬科大学付属高校(稲福達也校長)で6日、県内高校のトップを切って卒業式が開かれた。教員や家族、後輩からの祝福を受けながら205人の卒業生が新たな人生のスタートラインに立った。

 式辞で稲福校長は「国際的にも沖縄にもさまざまな問題がある。何が正義で、どう向き合っていくかを考え、品格ある学校の卒業生として社会に役立つ人間として成長してほしい」とエールを送った。
 卒業生を代表して糸嶺篤康さんは「時には壁にぶつかることもあったが、友達や親、先生方がいたから乗り越えられた。卒業は新たなスタートを切るということだ。ここでの思いを胸に周りへの感謝を忘れず日々精進していこう」と卒業生に呼び掛けた。
 県内高校の卒業式は沖縄尚学高が14日、県立高、沖縄カトリック高、興南高は3月1日に行われる。
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