【アメリカ】600人、新年祝う 北米沖縄県人会


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 南カリフォルニアで40ある県人会で最大規模を誇る北米沖縄県人会の恒例の新年会と役員就任式典が1月17日、ロサンゼルス隣接都市モンテベロ市のクワイエット・キャノン・レストランで盛大に催された。600人余が参加した。

 ことしの理事、各部の部長らが舞台に上がり、沖縄生まれのウエストコビナ市のトーマ市長がリードして役員らが宣誓、就任式が開会した。旧友との久しぶりの会話、郷土芸能や空手、ハワイアンダンスを楽しんだ。マン・オブ・ザ・イヤーにデイビッド・フサトさん、ウーマン・オブ・ザ・イヤーに沼田ミチコさんを表彰した。
 國吉信義会長は「多くのボランティアの協力のおかげで盛大な式典になった。感謝する。ことしで私の会長職は終了するが、10月の世界のウチナーンチュ大会には多くの方々の参加を希望する」とあいさつした。
 2015年の二世ウイークプリンセスに選ばれたミッシェル・ハナブサさんがラッフルチケット(抽選会)のくじ引き当選者を発表した。
 沖縄県庁から「第6回世界のウチナーンチュ大会実行委員会」事務局長の川上睦子さんが式典に参列した。ハナブサさんと川上さんはともに「大勢の参加者特に若者たちがはつらつとボランティアに従事している姿が目に焼き付いた」と感想を述べた。
(当銘貞夫通信員)

カチャーシーに興ずる会員ら=1月17日、モンテベロ市クワイエット・キャノン
ゲストとして参加したミッシェル・ハナブサさん(左)と川上睦子さん=1月17日、モンテベロ市クワイエット・キャノン