経済

“春節”県内、買い物活況 家電、薬、化粧品が人気

春節休みを利用し、買い物を楽しむ中国人や台湾人観光客ら=8日、北谷町のイオン北谷店

 6日から始まった春節(旧正月)に合わせて、多くの中国人や台湾人観光客らが来沖している。大型商業施設には家電製品や化粧品などを買い求める観光客が殺到し、活況を呈した。北谷町にある大型商業施設の売り上げは前年同期比2割伸びたほか、那覇市内のデパートの免税金額も前年を上回った。関係者によると、13日には那覇港に大型クルーズ船3隻が寄港する予定で、さらに外国人観光客らによる消費が活発になる見込みだ。

 イオン北谷店(北谷町)は来店する中国人観光客らに対応するため、春節期間中に観光客がよく購入する商品約300種類の特別コーナーを設置したほか、多言語表記やアナウンスなども強化している。イオン琉球(南風原町)によると、来店する外国人観光客の平均単価は1万5千~2万円だが、化粧品や薬品をまとめ買いする客は1人当たり4万~6万円に上るという。
 サンエーエディオン那覇メインプレイス(那覇市)は外国人観光客の平均単価が1人当たり2万~3万円弱。昨年は炊飯器など高単価の家電製品がよく売れたが、ことしは平均単価2万円前後のドライヤーなどの美容品が売れ筋となっているという。大城和人店長は「ことしの春節期間中、那覇へ寄港する大型クルーズ船は7回予定されており、昨年の1回と比べてだいぶ増える。そのため、来店者数は昨年より増える見込みだ」と期待する。
 デパートリウボウ(那覇市)は春節始めの3日間の免税金額が前年より微増だが、中盤から後半にかけて増加が見込まれる。同担当者は「2014年10月に消費税免税品目の対象拡大で免税実績が好調に推移してきた。ことしもその影響で、2月に入って1週間の免税金額は前年の2倍となった」と話した。
 初めて沖縄を訪れた台湾の張凱祥(ちょうがいしょう)さん(21)は「円安の影響で薬や化粧品をたくさん買った。今回の旅は買い物の予算に上限を設けていないので、これからも買い物を続けたい」と語った。(呉俐君)
英文へ→Lunar New Year tourists enjoy shopping sprees in Okinawa



琉球新報
関連するニュース