「沖縄で再会を」と乾杯 県キャラバン隊、ブラジル到着


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
ブラジル沖縄県人会の島袋栄喜会長(右から2人目)らから歓迎の乾杯を受ける安慶田光男副知事(左から3人目)ら県の南米キャラバン隊

 【ブラジル10日=長浜良起】10月の「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加呼び掛けで南米4カ国を巡っている県の「南米キャラバン隊」(団長・安慶田光男副知事)の8人は10日午後9時15分ごろ(日本時間11日午前8時15分ごろ)、最終訪問地のブラジル・サンパウロに到着した。

 空港ロビーでは同国の県系人が横断幕で出迎えた。ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)の役員らが歓迎の夕食会を催した。
 10日午前はアルゼンチンのブエノスアイレスでJICAアルゼンチン事務所と在アルゼンチン日本国大使館を訪れた。JICA事務所で武田浩幸所長と会談した安慶田副知事は「世界へのボランティアを通して沖縄を世界で発信できている」と礼を述べた。大使館では福嶌教輝大使から同国の情勢や歴史などについて説明を受けた。
 キャラバン隊は11日にサンパウロの日系新聞社3社を訪問し大会への協力を呼び掛けるほか、夜はブラジル沖縄県人会への大会説明会を行う。