辺野古 掘削調査最後の作業か 市民ら陸海で抗議


この記事を書いた人 金城 美智子
掘削機を載せた大型クレーン船。作業員の姿も見られた=16日午前11時45分、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設計画が進む大浦湾で16日午前11時半、長島付近の海上で掘削機を載せた大型クレーン船と作業員の姿が確認された。最後の掘削地点の調査に向けた作業の可能性がある。

 この日は基地建設に反対する市民らが午前7時前から、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みの抗議行動を続けた。機動隊が午前7時と10時半、11時半の3回、座り込む市民を排除した。ゲートからはコンクリート車両などが出入りした。海上では市民が抗議船3隻とカヌー隊9艇で抗議している。【琉球新報電子版】