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北谷上勢で騒音2.6倍 嘉手納外来機飛来

 【中部】米空軍嘉手納基地に1月25~27日、外来機が相次いで飛来したことを受け、同基地を抱える嘉手納町、沖縄市、北谷町の騒音測定の結果を検証したところ、飛来前に比べ、騒音が2・6倍に増加した地点があった。同地点は北谷町上勢区の測定地で、飛来後10日間で騒音が459回測定され、飛来前10日間の177回から282回増えた。

 1月25、26日、同基地にF22ラプター14機、同27日にF16戦闘機12機が飛来した。北谷町と沖縄市はF22が飛来した初日の25日を基点とし、1月15~同24日の10日間と同25日~2月3日の10日間で70デシベル以上の騒音測定回数を比べた。
 外来機飛来後、北谷町桑江では260回の騒音が測定され、飛来前の116回から2・2倍。同町北玉では飛来前の86回から2・4倍の206回に増えた。町内で騒音測定する全5地点の合計は飛来前1149回から飛来後は2301回の2倍に増加した。
 沖縄市によると、飛来前と飛来後の騒音はコザで2・4倍、山内で2・4倍、北美で2・1倍増した。
 嘉手納町は、州空軍のF16が同基地に暫定配備される前の28日間(2015年9月28日~10月25日)の1日平均の騒音発生回数と、今回F22とF16が飛来した直後の2日間(1月27、28日)の1日平均の騒音発生回数を比べた。
 嘉手納町兼久で1日平均17・1回だったのに対し、1日平均79・5回(4・6倍)に増加。町嘉手納では40・9回から163・5回(4・0倍)、町屋良では58回から179回(3・1倍)に増えた。2日間で町に34件の苦情が寄せられた。
 防衛局によると、米側は今回のF22とF16は2月末まで即応訓練を実施するとしている。(明真南斗)