市民や議員300人抗議 機動隊が一時30人囲い込み 辺野古ゲート前


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
抗議する市民らを囲い込む機動隊員ら(手前)=17日午前7時50分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ第2ゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画をめぐり、議員や「島ぐるみ会議」メンバーらが多数参加する「水曜大行動」に当たった17日午前、建設に反対する約300人が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込み抗議した。機動隊が市民を囲い込み、一時混乱する場面もあった。

 午前7時半ごろ、機動隊は第2ゲート前で米軍車両の基地内への進入を止めようとした市民ら約30人を囲い込んだ。市民らによると、囲い込みは約20分間続き、市民らは「トイレに行かせろ」「仕事に行かせろ」などと声を上げた。
 市民らは午前中、資材搬入車両が入る旧ゲートや弾薬庫近くの第2ゲート、通称第3ゲートなどを行き来し、抗議行動を展開した。午前11時現在、工事車両の基地内への進入は確認されていない。
 一方、シュワブ沖の長島付近では掘削機材を取り付けたクレーン船に作業員の姿が確認された。クレーン船は一時、天候などの影響で沿岸部に移動していたが再び長島近くに戻った。海底掘削(ボーリング)調査関連の作業をしているとみられる。
 長島北側の航路塔付近では油防止膜(オイルフェンス)を新たに二重に配置する作業も確認された。市民は抗議船3隻、カヌー12挺で海上抗議行動を展開している。【琉球新報電子版】