新資料200点を展示 1912年の組踊脚本も 県立図書館


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戦前の昭和初期の資料などを見学する来場者ら=17日、那覇市の県立図書館

 県立図書館の新収蔵資料展が17日、那覇市寄宮の同館で始まった。2015年度に収集、整理した琉球・沖縄関係資料200点を展示している。

 1912年に出版された「組踊集 琉球脚本」や、戦前に出版された「沖縄県立糖業試験場 第1回得業記念」などの資料、戦後子ども向けに創刊された「うるま新報こども版」などが展示されている。
 開会式では、県立図書館の宮里成正副参事が「展示会を通して県民に郷土資料への関心を深めてほしい。これからも資料の充実・拡大に務めていきたい」との城間盛市館長あいさつを読み上げた。資料展は22日まで。開館は午前10時から午後7時(土日午後5時)。【琉球新報電子版】