社会

大城真順氏が死去 元立法院、衆参両院議員 88歳

 琉球政府時代の立法院議員や自民党の衆・参両院議員などを務めた大城真順(おおしろ・しんじゅん)氏が18日午前0時2分、老衰のため那覇市の病院で死去した。88歳。6日から体調を崩し入院していた。玉城村(現南城市)百名出身。告別式は20日午後2時から3時、南風原町津嘉山1679の1、拓商セレモニーホールで。喪主は妻順子(じゅんこ)さん。

 大城さんは沖縄戦で県立一中の学生として鉄血勤皇隊に動員され、迫撃砲弾の破片を受け生死の間をさまよった。1952年に米国ミズーリ州立大に留学。55年の卒業後は琉球米国民政府などに勤務し、65年に立法院議員に当選し2期務めた。復帰後72年から県議を2期務め、79年に衆院議員に当選した。80年の総選挙で落選したが、82年の参院補選で当選し、86年に再選され、92年まで務めた。
 参院議員在職中は沖縄開発政務次官や自民党県連会長、参院内閣委員長、自民党国際局長代理、党沖縄振興委員長などを歴任した。2001年には県功労者として表彰された。05年の衆院選沖縄1区で自民党の推薦候補ではなく離党した下地幹郎氏を応援したとして、顧問職を解任され無期限の役職停止処分となった。