社会

県内大学、貧困対策で連携 ボランティア情報集約

 琉球大学(西原町、大城肇学長)が、子どもの貧困対策として「学生ボランティアセンター」(仮称)を4月に同大内に設立する。県内の各大学が個別に行っている児童生徒への学習支援などのボランティア活動の情報を集約し、学生派遣を必要とする地域、施設とのマッチングなどを行う。

 学生ボランティアセンターの設置は21日、県内11大学・高等教育機関の学長らと島尻安伊子沖縄担当相との懇談会で琉大の大城学長が提案し、11大学・高等教育機関で合意した。センターの運営費は、内閣府の「沖縄子供の貧困緊急対策事業(10億円)」から拠出し、県が琉大に事業を委託する。
 一方、県内の学生自身も経済的に厳しい学生も多いことから大学側からは、学生にボランティアでの活動を求め続けるには限界があるとの指摘も出ている。県内経済界に寄付を求め、将来的には有償の活動として位置付けていくことも目指す。