【ペルー】華やか舞台で交流 沖縄祭り、各団体が演芸披露


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 リマ市のペルー沖縄県人会・運動場で7日、沖縄祭りと市町村人会スポーツ大会(JIN)が行われた。沖縄祭りはパレードで始まり、ペルーの各市町村人会がそれぞれの旗を持ち法被を着て参加した。沖縄祭りの会場では沖縄そばやてびちなどの沖縄料理、ペルー郷土料理の「CHANCHO AL PALO(串豚肉の炭火焼き)」などが販売された。

 店の他にも、沖縄県費・研修生OB・OG会のキムタカ会が研修などで得た経験が展示されているスペースや、ペルー沖縄県人会・青年部が子どもたちのために考えたゲーム(輪投げ・缶落とし)ができるスペースもあり、子どもから大人まで楽しめる祭りだった。
 同時に県人会の西銘順治大ホールで、ペルーを訪れていた県の「南米キャラバン隊」による「第6回世界のウチナーンチュ大会」の説明会も行われた。
 説明会ではキャラバン隊の団長・安慶田光男副知事が大会への参加を呼び掛け、スケジュールの説明や世界若者ウチナーンチュ連合会・事務局長の玉元三奈美さんの「若者ウチナーンチュ大会」への案内があった。
 説明会終了後、沖縄祭りのショーが始まった。キムタカ会の「かぎやで風」で幕開け。各市町村人会の演芸、ペルーを代表するダンスグループによる琉球舞踊やペルーの伝統的なダンス、「ハイサイウチナー」や「かりゆしの会」の三線演奏、若者によるパワフルなバンドなど、さまざまなパフォーマンスが披露された。最後は琉球國祭り太鼓のエイサーで幕を閉じた。
(平良ヘイジ通信員)

ペルー沖縄祭りの北中城村人会パレード
ペルー沖縄祭りの「かりゆしの会」