くらし

足元ケアし介護予防 亀島さん講演、爪の切り方など説明

 【伊江】伊江村の介護予防普及啓発事業・地域介護予防活動支援事業の一環で12日、亀島恵美子さんの講演会が村福祉センターで開催された。

 亀島さんは「いつまでも自分の足で歩きたい」という思いを応援するために、宜野湾市にサロン「癒(いや)し道 介護予防アカデミー」を開設し、足元のケアに取り組んでいる。出張スクールや講演会を行う傍ら、介護予防で「健康は足元から」と提唱し、ラジオ番組のパーソナリティーなども務め、新聞でもコラムを執筆している。
 講演会には介護に関わっている老人ホーム職員、ホームヘルパーや看護師ら約50人が参加した。亀島さんは「高齢者の足や爪のケアが介護予防につながる。足元のトラブルとして代表的な外反母趾(ぼし)やうおのめやたこ、偏平足だと、足の骨が正しい位置にないので転びやすくなり、やがて歩けなくなる」と指摘した。


亀島さんの講話を真剣に聞く参加者=12日、伊江村福祉センター

   亀島 恵美子さん

 その上で「体重の50%を足の親指が支えている。高齢者はさまざまな要因で自ら爪を切ることができない。足環境を整えてあげることで人生が変わる。大事にされていると感じることで生きる意欲につながる」とフットケアの大切さを強調。巻き爪や陥入爪などの正しい爪の切り方、ケアの仕方などを説明した。
 ホームヘルパーの阿慶田亜紀さんは「爪の切り方など参考になった。仕事に生かせるいい研修だった」と話した。
 亀島さんは、津堅島で子どもとお年寄りをつなぐ「地球っ子プロジェクト」を開設。中学生に足浴やネイルアート、接遇マナーを指導し、地域の老人ホームで入所者にフットケアを行ったり、宮古島でも地域の方たちとプロジェクトチームをつくったりして、介護予防ケアに取り組んでいる。
(知念光江通信員)



琉球新報