健康長寿 観光で体験 今帰仁ツアー、宮城県から16人


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黒糖作りに興味津々の参加者=18日、今帰仁村与那嶺区公民館

 【今帰仁】健康長寿体験滞在型観光の促進を目指す「今帰仁村健康長寿体験滞在型観光モニターツアー」(村健康長寿体験滞在型観光促進事業推進委員会主催)が、15~19日の日程で村内で行われた。宮城県からの参加者16人は村内の観光名所なども巡り、充実した日程を楽しんだ。村内で民泊体験も行われた。

 医師からのメディカルチェックを受け、古宇利大橋を往復するノルディックウオーキングに参加。県レクリエーション協会の浦崎猛会長による室内レク、沖縄空手道剛柔流・池原英樹塾長のバランスボールを取り入れた体ほぐし運動など、爽やかな汗を流した。
 18日は与那嶺公民館で村商工会女性部(上間容子部長)がムーチー(鬼餅)作りなどを指導。月桃の葉で餅を包んで蒸し、会話を弾ませた。同時に黒糖を棒で混ぜながら煮詰め、容器で形を整えて土産用の手作り黒糖も作った。
 最終日を楽しんでもらおうと、夜には交流会も行われ、北山高校のフラダンスや、同村文化協会の協力で三線演奏を楽しみ、最後は関係者や民泊受け入れ家庭らと笑顔でカチャーシーを踊った。
 参加した柴田幸子さんは「温暖な気候の中で、爽やかに汗を流したり、楽しみながら食文化を学べたり、地域の方と交流したりと、良いことだらけ」と笑顔で話した。
 次回は、山形県酒田市から29日~3月4日の日程で来村予定。
(新城孝博通信員)