国内女子プロゴルフツアーの開幕戦となる第29回ダイキンオーキッドレディストーナメント(3~6日・琉球GC)に出場する諸見里しのぶが27日、沖縄入りした。今季から出場試合を限定する“休養”を宣言しているが、「一つでもいいプレーをお見せできるよう頑張りたい」と笑顔をみせた。
昨季は肋軟骨(ろくなんこつ)の炎症による激痛や持病のアレルギーに苦しみ、出場29試合のうち予選通過は7試合だけ。今季は治療を優先し、出場試合も絞る意向を示している。今オフは本格的な練習は積んでおらず、「散歩の時間をすごく増やした」と言う。
所属先の主催大会で「ホステスプロ」として出場する故郷でのダイキンオーキッドには、「みんなに応援してもらってパワーをもらえる」と特別な思い入れがある。4日間の日程に体力面の不安はあり、「プレーでは危なっかしいところもあると思う」と笑いつつ「それでも全ホールでバーディーを狙っていきたいし、楽しくゴルフをしている自分を見せたい」と意気込みを語った。