【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約50人が29日早朝、米軍キャンプ・シュワブで工事車両が出入りするゲート前に座り込んだ。午前7時前後に県警や警視庁の機動隊が座り込む市民らを排除して進入路を確保し、作業員を乗せた乗用車や砂利を積んだ大型車を含む工事関係車両20台余が基地内に入った。海上は長島付近の大型クレーン船など各種の作業船が前日までと同じ位置に停泊中で、目立った作業は確認できない。
市民らはシュワブのゲート間を何度か移動しながら新基地建設を強行する政府や、座り込みを排除する機動隊に対し抗議の声を上げた。午前9時18分ごろには、ゲートから大型車6台が出た。【琉球新報電子版】