LGBTが生きやすい社会の実現を目指すイベント「ピンクドット沖縄」の共同代表を務める砂川秀樹さんらは2日、那覇市役所に城間幹子市長を訪ね、7月17日に市牧志のテンブス館前広場で開催される同イベントの共催を依頼した。城間市長は「共催させていただき、市の人権に関する考え方を市民や県民に示していきたい」と答えた。
市は昨年7月のイベントで、全国2番目となる「性の多様性を尊重する都市・なは宣言(レインボーなは宣言)」を行った。ことしは同性カップルを結婚に相当する関係と認める「パートナーシップ証明書」の実施について公表する予定。
ことしのイベントでは、同性カップルの結婚式なども計画している。砂川共同代表は「宣言と証明書の両方を実現している自治体は全国でほかにない。那覇市の取り組みは素晴らしい」と評価した。
【琉球新報電子版】