建白書の保存期間を再延長 防衛相が検討


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 【東京】中谷元・防衛相は8日の衆院安全保障委員会で、県内全市町村長・議長、県議会全会派などがオスプレイの配備撤回や普天間飛行場の県内移設断念を求めて署名し、2013年1月に安倍晋三首相に提出した「建白書」について、保存期間の再延長を検討していることを明らかにした。照屋寛徳氏(社民)に答えた。

 中谷氏は「防衛省業務を実施する上で翁長県政の政策立案、実施について理解する必要性は変わっていない。引き続き重要な参照資料として建白書を活用するために、さらなる延長を検討している」などと述べた。
 建白書は憲法に基づく請願書ではなく、行政文書として処理され、15年3月末までが保存期間となっていた。防衛省は昨年3月に保存期間を1年延長したが、その期限が今月末に迫っている。
 中谷氏は1年間の延長を検討していることを示唆した。