陽光にきらめく新芽 名護で一番茶収穫


この記事を書いた人 金城 美智子
一番茶を摘み取る金川製茶の比嘉猛代表ら=15日午前、名護市伊差川

 【名護】名護市伊差川の茶畑で15日午前、一番茶の収穫が始まった。金川製茶の比嘉猛代表らが、朝日にきらめく黄緑色の新芽を3人一組で丁寧に摘み取った。収穫した茶葉は本日中に伊差川にある金川製茶の工場で製茶する。

 収穫した茶葉の品種は花の香りが特徴の静印雑131で、無農薬で育てた。一年を通して収穫時期の調整が可能な品種だが、春と秋に取れた茶葉の味がいいという。ことしは寒波の影響もなく、予定していた時期の収穫になった。
 比嘉代表は「葉数は少ないがその分品質はとてもいい。新茶は香りや味全てがいい」と太鼓判を押した。
【琉球新報電子版】