磯から2本目のカジキ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 2月28日、午前10時に宮古島磯釣研究会「極」の奥濱貴裕さんはアカジンを狙って通り池に釣りに出掛けた。グルクンを釣って35メートルほど流しているとコツンとアタリがあった後にグーンと下へ引き込まれた。

 アワセを入れると今度は上へと浮いてきて、水しぶきを上げて暴れ回った。カジキと確認した彼はすぐに携帯で応援を要請した。駆け付けてくれたメンバーが磯場を降りてギャフ掛けし、25キロのバショウカジキを釣り上げた。
 奥濱さんは2013年11月20日にも推定40キロのバショウカジキ(記録申請していたら沖縄県記録)を釣った実績があり、今回が磯から釣った2本目のカジキとなった。磯からカジキを釣った人は何人かいるが、2本も釣った人は私の知る限り彼1人である。
 3月4~6日までの間、キザクラカップ2016in沖縄が開催された。チヌの部とフカセの部に分かれ、期間内に釣れた魚5匹までの総重量を競った。
 主な結果は次の通り。
 【フカセの部】
▽優勝・大城秀人(5匹、4.84キロ)
▽2位・屋我星太(5匹、3.52キロ)
▽3位・上地完周(5匹、3.27キロ)
 【チヌの部】
▽優勝・金城太志(5匹、4.02キロ)
▽2位・仲本等(5匹、3.45キロ)
▽3位・安仁屋浩貴(4匹、3.29キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

2月28日、通り池で25キロのバショーカジキを釣った奥濱貴裕さん
3月6日、キザクラカップ2016in沖縄でフカセの部で上位入賞した左から屋我星太さん、大城秀人さん、上地完周さん
2月28日、黒島近海のジギングで185センチのユメタチモドキを釣った渡邊隼也さんと、95センチ・7.1キロのアイノコマチを釣った浦崎貢さん
3月6日、伊平屋島で58センチ・2.8キロのタマンを釣った國吉勇亮さん(左)
13日、那覇一文字0.5番で45センチ・1.51キロの尾長グレを釣った湾野朝二さん
8日、西原海岸で22センチのユダヤーガーラを釣った小野寺シュウ君
5日、嘉手納海岸で61.5センチ・3.47キロと61センチ・2.98キロのタマンを釣った宮良佳樹さん
7日、那覇一文字で71.2センチ・5.06キロと61.8センチ・3.26キロのカツオを釣った浜川隆俊さん
4日、那覇一文字でカツオとイスズミを釣った奥間義論さん