名護にリゾート計画 フェリーチェ18年開業へ タイ大手と共同


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 国内でホテル運営を手掛けるフェリーチェ(大阪市、大森真社長)とタイ流通大手のセントラルグループが共同で、名護市山入端にリゾートホテル「山入端リゾートホテル(仮称)」の建設を計画している。年内に着工し、早ければ2018年の開業を目指す。年間平均稼働率90%を想定し、約80人の雇用を見込んでいる。

 今後、タイを中心とした東南アジアからの観光客の誘致も図るという。
 客室数は計60室で、地上3~4階建て。敷地面積は約4290平方メートル。施設内ではプールやレストラン、スパ施設などを備え、平均客室単価は1泊2万円を予定している。
 大森社長は「ホテル建設予定地の周辺にあるリゾートウエディング施設などの宿泊の受け皿をつくっていきたい」と話し「今後、那覇市を中心にビジネスホテル、北部ではリゾートホテルを展開していきたい」と展望を語った。
 フェリーチェは現在、那覇市おもろまちのビジネスホテル「ホテルストーク」を運営しており、年間平均稼働率は約92%。