【読谷】14~23日に読谷村で合宿を行っている7人制ラグビー女子日本代表「サクラセブンズ」へ力を送ろうと、同村公認の応援歌「なないろ」が制作された。村出身の6人組バンド「United 76jah Nation(ユナイテッドナムジャーネイション)」が作詞作曲を手掛け、14日に石嶺伝実村長ら関係者が会見でPRした。
サクラセブンズが村で強化合宿を行うのは昨年10月に続いて2度目。今夏のリオデジャネイロ五輪でメダル獲得を目指す選手たちを、村全体で後押ししようと企画された。
勢いのある曲調に乗せて「前にのめり進んで行くぞ 気持ちをがっちりつなげて行くぞ」とラグビーのスクラムを連想させる一節や、かぎやで風を現代風にアレンジした箇所など工夫を凝らした。
ユナイテッド-のドラム新垣恵理哉さん(32)は「小さくたって負けてはないぞ」の歌詞を挙げ、「海外に出れば小柄な選手たちが、日本を背負って戦っている姿をイメージした」と歌に込めた思いを語った。
ボーカルの當山伸一郎さん(39)は「曲を聴いて、少しでも選手たちが元気になってくれたらうれしい」と話した。
毎日車の中で聞いているという石嶺村長も「ラグビーだけでなく、いろんな人たちが前向きになれる」と太鼓判を押した。
「なないろ」は音楽配信サイトなどで購入できる。