漁業生産額186億円超 14年県内 4年連続で増


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 沖縄総合事務局が18日発表した2014年県内漁業生産額は、前年比9・7%増の186億9100万円で4年連続で前年を上回る結果となった。県内漁業生産額は、1991年の266億円をピークに減少を続けていたが、2011年からマグロ類の漁獲高増加や単価上昇、モズクなど養殖業の生産量などが増加し、順調に伸びている。

 内訳は、沖合などで漁をする海面漁業生産額が4・2%増の105億1500万円。全体の約6割を占めるマグロ類が6・3%増の64億5700万円、サワラやブリなどその他魚類が8・7%増の21億4200万円だった。
 一方、海面養殖業は17・6%増の81億7700万円だった。クロマグロやヤイトハタなどを含むその他魚類が18・5%増の30億4100万円で、次いでモズクが25・0%増の26億4500万円だった。