キングス、波乗る TKbjリーグ第41戦


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 プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区3位=30勝10敗)は19日、愛媛県の伊予しおさい体育館で、大分・愛媛ヒートデビルズ(西地区11位=11勝29敗)と今季第41戦を行い、103―82で勝って8連勝とした。次戦は20日、大分・愛媛と同体育館で再戦する。(観客1249人)

琉球ゴールデンキングス(31勝10敗)
 103―82(27―12,31―29,21―20,24―21)
大分・愛媛ヒートデビルズ(11勝30敗)

◆アグレッシブにプレー
 伊佐勉監督の話 第1Qからアグレッシブにプレーして、試合を通してエナジーレベルは悪くなかった。しかし自分たちのミスで引き離せるところを逃してしまったので、次のゲームではそのポイントを修正して臨みたい。

◆100点ゲームで8連勝
 キングスは序盤から危なげなくリードを守り、8連勝を飾った。大分・愛媛とは1月にホームで2連戦し、1勝1敗。敗れた試合ではミスからペースを握られ、逆転を許しており、選手たちはリベンジを期して臨んだ。
 第1クオーター(Q)からイバン・ラベネル、アンソニー・マクヘンリーがゴール下で踏ん張り、攻撃のリズムをつくると喜多川修平や岸本隆一、金城茂之が外から内へ鋭いドライブを見せた。素早いパス回しで的を絞らせず、相手守備を翻弄(ほんろう)。前半を58―41で折り返した。
 第3Qに入ると、チームファウルがかさみ、大分・愛媛に追い上げを許したものの、内外の多彩な攻撃パターンは健在。最後まで主導権を渡すことなくリードを広げ、100点ゲームできっちり勝ち切った。
 「相手の3点シュートを対策をして抑えた」(金城)と前回の敗戦から学んだ教訓を生かし、同じ失敗を繰り返さなかった。岸本は「あす(20日)の試合に勝たないと、本当の意味でのリベンジにならない」と連勝へ闘志を燃やした。