「新基地反対」獅子舞で訴え 埼玉の「ゆいの会」


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 【辺野古問題取材班】埼玉県所沢市の「武州民族音楽教室ゆいの会」が20日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、獅子舞を披露した。獅子頭が「辺野古に基地を造らせないぞ!」と書かれた縦幕をくわえ、反基地を訴えた。

 ゆいの会は19~21日の日程で来県し、幕末の日米外交の影で犠牲となった女性を人形浄瑠璃で描く「唐人おきち」を公演した。代表の古賀うめさん(65)は13日に起きた女性暴行事件を重ね「米の半植民地ともいえる屈辱的で理不尽な状況が沖縄や日本で今も続いている。打破するためにも連帯しよう」と呼び掛けた。