那覇市の農家が生産した野菜を活用した料理講習会が11~18日の間、市内6会場で開催された。市が国の一括交付金を活用し、2013年から実施している「地元野菜がジョートーサー事業」の取り組み。参加者らは調理や試食を通して地元食材の魅力に触れた。
講習会では小禄支店で生産に力を入れている島黄金(島ニンジン)をはじめ、ナスやチンゲンサイなどを使った料理を紹介した。
15日の講習会は沖縄ガス料理教室で開かれた。トータルウエルネスプロジェクトオキナワの伊是名カエ代表理事が講師を務め、「県産マグロのソテー 地元野菜とパッションフルーツのソースがけ」と「フレッシュハーブ香る焼き野菜」の調理を指導した。
大山明子さん(66)は「パッションフルーツのソースは参考になった」と感想を述べた。