「1995年のうねりのように」 辺野古で市民ら抗議継続


この記事を書いた人 金城 美智子
前日の集会について振り返り、辺野古移設阻止へ気持ちを新たにする参加者ら=22日午前9時54分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する市民らは22日午前、約20人が米軍キャンプ・シュワブゲート前に集まり、集会を開いている。13日に那覇市で発生したシュワブ所属の水兵による女性暴行事件に抗議するため、21日午後に同ゲート前で開いた緊急集会について振り返り、意義を共有する発言が続いている。

 沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「昨日(22日)の集会はすごかった。米兵による女性暴行事件について、暴力は許さないとの思いが一つになった。1995年の少女暴行事件の時も、(県民の声が)うねりとなった」と指摘。中断中の辺野古移設工事に関し「工事を再開させる時が勝負。総力を挙げて止めたい」と辺野古移設阻止につなげたい考えを示した。
【琉球新報電子版】