米タイム誌が女性暴行抗議集会報道 基地論争を紹介


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 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米雑誌「タイム」は22日の電子版で、米兵による女性暴行事件を受け名護市辺野古で開かれた抗議集会を報じた。

 記事の中で、事件が「沖縄での米兵による性非行を含む第2次世界大戦以降の米軍による日本や太平洋地域での運用と関連付けた一連の論争の中で、最も新しい論争だ」と説明した。沖縄では第2次世界大戦後、米軍基地をめぐる論争が続いていることを強調した。
 集会で「今後も基地あるが故の事件、事故が必ず起きる」「『良き隣人』であるならば、こんなことが起こるはずはない」などとした稲嶺進名護市長の発言を紹介した。逮捕された米海軍兵が新基地建設地を抱えるキャンプ・シュワブの所属であることも伝えた。