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海外 身近に感じて アミークスで出前授業 派遣依頼も募集

世界のウチナーンチュ大会に向けて行われた特別授業=14日、うるま市栄野比の沖縄アミークスインターナショナル小学校

 【うるま】10月の第6回世界のウチナーンチュ大会のプレイベントが県内の学校で行われている。14日にはうるま市栄野比の沖縄アミークスインターナショナルで開催され、小学5年生の生徒70人が県内からの移民の歴史に関する特別授業に聞き入った。

 「レッツスタディー ワールドウチナーンチュ事業」をテーマにしたプレイベントはことし1月から始まっている。出前授業として行われており、この日は沖縄NGOセンターの玉城直美さんが講師を務めた。
 玉城さんは、第4回大会の模様を映像で紹介したほか、世界に展開するウチナーンチュネットワークの根源となる移民の歴史を写真や体験談などを通して紹介した。移民先の国々の文化や言葉などについても解説し、教諭たちが各国の色鮮やかな伝統衣装を着けて登場すると、生徒たちは興味津々の様子で異文化に関心を深めた。
 同校では、ウチナーンチュ大会に向けた授業をシリーズで行う計画で、海外のウチナーンチュに宛てた「おかえりメッセージや質問」も生徒たちが書き込み、大会に向けて備えた。
 授業に参加した松田幹吉君=沖縄市=は「映像を見て、よく海外へ行く勇気があったなと思った。どんな苦労があり、暮らしぶりはどうだったのか知りたい」と感想を話した。
 同校小学校教務主任のコリンズ さゆりさんは「言葉の面でも生徒たちは世界のウチナーンチュになる可能性もある。学校を挙げて大会に向けた取り組みを進め、海外を身近に感じる機会にしたい」と話した。
 沖縄NGOセンターによると、第5回大会の際にも同様の授業が行われ、県内106校、延べ1万人以上の生徒が参加したという。
 玉城さんは「異文化や多文化共生について理解を広く進める機会にするためにも、要望に応じて公民館などにも出向きたい」と話し、派遣依頼を募っている。