米兵女性暴行、中城村議会が抗議決議 地位協定見直しも要求


この記事を書いた人 金城 美智子

 【中城】中城村議会(与那覇朝輝議長)は29日午後、13日に那覇市で発生した米兵女性暴行事件に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。日米地位協定の見直しを求める意見書も全会一致で可決した。

 抗議決議と意見書は「人間としての尊厳をじゅうりんする極めて悪質な犯罪」として、米軍の綱紀粛正や再発防止を求めた。
 日米地位協定の見直しについては「地域住民の生活に多大な影響を及ぼしている」と指摘し、同協定を抜本的に見直すよう求めた。 抗議決議の宛先は米大統領、在日米軍司令官など。意見書の宛先は首相、外相、防衛相など。
【琉球新報電子版】