県農水部、職員2人を福島と岩手に派遣 復興復旧支援へ


この記事を書いた人 金城 美智子
東北に派遣される棚原大貴さん(前列右から2人目)と福村幸平さん(同3人目)=31日午前、県庁

 沖縄県農林水産部は31日午前、東日本大震災の復旧・復興支援のため福島県と岩手県に派遣する農業土木職員2人の壮行式を開いた。派遣期間は4月1日から来年3月31日までの1年間。地盤沈下した畑のかさ上げ工事や漁港整備などに携わる。同農水部は2011年度から農業土木職員を東北へ派遣しており、これまで延べ30人の職員を派遣してきた。

 今回派遣するのは県南部農林土木事務所の棚原大貴さん(福島)と福村幸平さん(岩手)。島田勉農水部長は「沖縄県職員としての自覚を持ち、東北の復興支援のため努めてもらいたい」と激励した。
【琉球新報電子版】