普天間返還合意20年 10日、宜野湾市で集会


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参集を呼び掛ける桃原功市議(中央)ら=6日午後2時27分、宜野湾市の普天間爆音訴訟団事務所

 【宜野湾】米軍普天間飛行場の返還合意から20年たつ4月12日を前に、「返還合意20年 普天間運用停止カウント・ダウン フェンスを取っ払おう!とり戻そう普天間大集会」が10日午後3時、国道58号沿いの大山小学校斜め向かいの友交ひろば(宜野湾市)で開かれる。

 主催は、同飛行場の即時閉鎖や名護市辺野古への移設断念を訴える「建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議・ぎのわん」が中心となる実行委員会。
 桃原功市議=島ぐるみ会議・ぎのわん事務局長=らは6日、同市の普天間爆音訴訟団事務所で会見を開いた。桃原氏は「5年以内運用停止の履行も含め、沖縄は諦めていないと声を上げたい」と呼び掛けた。
 「安保関連法に反対するママの会@沖縄」のメンバーや学生らが登壇する。野外コンサートも予定される。近くに駐車場がないため、実行委は公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは島ぐるみ会議・ぎのわん事務局(電話)090(8832)5205。
 実行委員会は佐喜真淳宜野湾市長へも招待状を送った。