月末から本格工事 那覇樋川農連市場、解体ほぼ終了


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 再開発事業が進む那覇市樋川の農連市場地区。7日現在、昨年12月10日に始まったガーブ川北地区の建造物解体工事は約90%終了している。27日には安全祈願祭も開催され、かつての輝きを取り戻す新市場施設建設工事が本格的に始まる。

再開発に向け建造物解体工事が急ピッチで進められる農連市場地区=7日、那覇市樋川(花城太撮影)

 那覇市農連市場地区防災街区整備事業組合(新垣幸助理事長)によると、学校棟が建設される地区は3月末から先行的に工事着手しており、今月以降に権利者住宅棟、新市場施設の建設工事が順次始まるという。
 新市場施設などのグランドオープンは2017年夏ごろ。現市場周辺も含む200弱の店舗は、新市場施設では約120店舗となる見込み。全施設の完成は19年春ごろを予定している。