巡視船衝突で3人が骨折 宮古島海上保安署


この記事を書いた人 松永 勝利
何らかの原因で岸壁に衝突し、乗組員の負傷者が出た巡視船「のばる」。船首が破損し、ブルーシートが掛けられている=2016年4月9日午前8時17分、宮古島市の平良港下崎北防波堤周辺

 8日午後9時ごろ、宮古島海上保安署所属の巡視船「のばる」が平良港の防波堤に衝突し、乗組員が負傷した事故で、乗組員15人のうち3人が骨折などの重軽傷を負った。第11管区海上保安本部は事故原因を調査中としている。
 衝突したのは港から北北西に約4キロの地点。夜間パトロールを終えて帰港する際に、何らかの原因で防波堤に衝突した。船首が破損し、船内に海水が浸水しているが沈没の恐れはないという。【琉球新報電子版】