沖縄地方は13日、近海にある前線と湿った空気の影響で大気が不安定となっている。沖縄気象台によると、宮古島市下里で午前6時7分~7時7分の1時間に93・5ミリの猛烈な雨が降った。雨雲は宮古島地方から本島地方に移動しており、同気象台は状況を見て、本島地方に大雨警報(土砂災害)を出すことを検討している。
沖縄気象台は午後1時現在、本島地方に大雨、洪水、雷注意報、宮古島に大雨注意報、大東島地方、八重山地方に雷注意報を出して警戒を呼び掛けている。
中城村奥間では空き地の擁壁が崩れる土砂崩れが発生し、同村が周辺に避難勧告を出した。けが人は出ていない。
【琉球新報電子版】