熊本地震で被災し、一時帰省中の県出身学生が19日、被災地支援のためのボランティア団体「熊本沖縄県人学生有志ゆいまーる」を立ち上げた。今後、県内各地で募金活動を行い、集まった資金を義援金として熊本県に送る。同団体は募金への協力と募金活動場所の提供に協力を求めている。
団体は、募金活動をスムーズに行うため、個人や各大学ごとに実施していた募金活動をまとめることを目的に設置した。
無料通信アプリLINEによる呼び掛けで、熊本県内にある九州看護福祉大、熊本大、熊本保健科学大、崇城大、平成音大、熊本県立大、東海大の7大学に通う県出身者約70人が集まった。
同団体の代表で熊本県立大4年の喜久村睦貴さんは「地震の時には熊本の人に助けてもらった。何かお返しをしたいと立ち上げ、メンバーも積極的に集まってくれた。沖縄に一時帰省しているからこそできる活動をしたい」と話した。
募金や募金場所提供などに関する問い合わせはok.yuimaaru@gmail.comまで。同団体はフェイスブックで情報発信している。アカウントは「熊本沖縄県人学生有志~ゆいまーる~」。