沖縄路線 GW予約2.1%増 九州方面は減少


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 沖縄関係路線を運航する日本航空(JAL)グループ3社と全日本空輸(ANA)の大型連休期間(28日~5月8日)の予約状況が22日、出そろった。予約数は前年同期比2・1%増の40万1520人となった。那覇-羽田や関西方面(伊丹、関空、神戸)など主要路線は前年を上回った。一方、九州方面と結ぶ沖縄路線が減少し、熊本地震が影響したとみられる。

 各社ともピークは那覇向けの下り便が29日~5月1日、本土向けの上り便が5月3~5日となる見込み。
 日本航空の予約数は4・1%減の8万5486人。予約率は0・6ポイント減の66・9%。
 全日空は7・1%増の22万9117人。予約率は2・3ポイント減の65・0%。臨時便は羽田発那覇の1便。
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は5・1%減の7万5061人。予約率は4・5ポイント減の66・0%だった。
 琉球エアーコミューター(RAC)は9・1%増の1万1856人。予約率は1・5ポイント増の59・3%となっている。