オスプレイの被災地支援「数日内に終了」 要請減少と米国防総省


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米国防総省のデービス報道部長は21日、熊本地震を受け在日米軍が実施している米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどによる物資の輸送支援について「出動の要望回数は減っている。支援活動はあと数日以内で終了すると予測している」との見通しを記者団に示した。

 普天間から米軍岩国基地(山口県)に派遣されたオスプレイは21日までに計8機。デービス氏によると、支援には沖縄を拠点とする第31海兵遠征部隊(31MEU)を中心に約130人を投入。岩国を拠点に21日正午(日本時間22日未明)までにオスプレイが8回、C130輸送機が4回、UC35作戦支援機が2回出動し、30トン以上を運んだとした。