【熊本地震】公営住宅 無償提供 沖縄県、90戸確保


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 熊本地震で被災した熊本市の一家族が県内に避難し、26日に県が無償提供する公営住宅に入居したことが分かった。別の被災者も入居手続き中。県住宅課には公営住宅の利用について26日までに25件の問い合わせが寄せられている。

 26日から入居を始めた被災家族は、母子3人で父親は熊本市に残っているという。別の1件は申請を受け付け、必要書類を準備するなど手続きを進めている。
 県住宅課に寄せられている問い合わせには、入居希望のほかに必要書類に関する問い合わせなどがあるという。
 県は地震を受けて支援のため公営住宅を無償提供する方針を決め、22日から希望者の受け付けを始めていた。即時入居可能な28戸を含め90戸を確保している。入居期間は原則半年だが延長申請すれば最長1年間住むことができる。
 問い合わせは県住宅課(電話)098(866)2418。申請書などは県のホームページhttp://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/jutaku/kanri/hisaisya.htmlでダウンロードできる。(赤嶺可有)