振り込め詐欺被害を防ぐ警察官の等身大パネル「ボイスポリス」が26日、浦添市のサンエー経塚シティ内の現金自動預払機(ATM)コーナーに県内で初めて設置された。
浦添署(崎原永克署長)が設置したパネルは、腹部のセンサーが半径3メートル前の人を感知。振り込め詐欺が多発していることを知らせ、注意を呼び掛ける。
県内ではことしに入り3月末までに11件(被害額約984万円)の振り込め詐欺が発生しており、「だまされている人へのラストチャンスだ」と崎原署長。琉銀浦添支店の當山司支店長は「浦添市から詐欺被害をなくしたい」と意気込んだ。