親子でトントン竹馬作り 伊江の2幼稚園で挑戦


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竹馬を完成させた親子ら=4月21日、伊江村立西幼稚園

 【伊江】親子で物作りを楽しもうと、伊江村立伊江、西両幼稚園(山城祐市園長、多賀明彦園長)の親子らは4月21日、参観を兼ね、それぞれの園内で竹馬作りに挑戦した。
 物作りとあって父親の参加が多く、手慣れた手つきを見せる父母らからアドバイスを受ける園児は、工夫しながら根気よく紙やすりをかけたり、くぎを打ったり、目を輝かせて共同作業で竹馬を完成させた。

 西幼稚園の山里春陽ちゃんは「トントン楽しかった」と話し、祖父の島袋勇さん(55)は「上手に乗れたら竹馬の選手になれるかもよー」と孫に声を掛け、完成した竹馬の乗り方を教えていた。
 やすりで「スリスリするのが楽しかった」と話したのは、伊江幼稚園の前津恵来(めぐる)ちゃん。一緒に作った父拓次さん(38)は「4月に転入したばかりなので、親同士が顔を合わせて交流するいい機会にもなった」と参加を喜んだ。(中川廣江通信員)