6次産業の拠点誕生 読谷村に地域振興センター キッチンスタジオなど設置


この記事を書いた人 松永 勝利
読谷村地域振興センターの祝賀会で鏡開きをする関係者ら=1日正午ごろ、読谷村喜納のセンター

 【読谷】読谷村が進める「農業を主体とした6次産業化」の拠点となる村地域振興センターの開会式典と祝賀会が1日、同村喜納の読谷補助飛行場跡地のセンターで開かれた。石嶺伝実村長が「さらなる地域振興発展の中心的施設になる」と述べ、関係者に謝辞を述べた。
 センターは地上3階建てで、敷地面積は3592平方メートル。6次産業を周知するためのイベント会場となる「ふれあいホール」のほか、地域食材を生かす加工室やキッチンスタジオなどが設置されている。村内の商工会、観光協会、漁業協同組合、JAおきなわ、FMよみたんなどが入居する。
 大城友誼建設整備部長は「村の知名度向上と観光客の滞在時間や消費額増加を図る役割も担う」と期待を寄せた。