キングス、大阪戦へ調整 PO準決勝 7、8日沖縄市


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大阪との地区準決勝を見据えて熱のこもった練習を行うキングスの選手たち=4日、宜野湾市立体育館

 プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングスは7、8の両日、沖縄市体育館に大阪エヴェッサを迎えてプレーオフ(PO)の西地区準決勝を行う。大阪との戦いに向け、キングスの選手たちは4日、宜野湾市立体育館で練習に汗を流した。

 POファーストラウンドでは、全力で向かってくる金沢武士団を相手に苦しい戦いを強いられたが、キングスも気持ちを切らすことなく勝利をつかみ取った。岸本隆一は「金沢が高いエナジーレベルで戦う中で、キングスが折れることはなかった」と精神面で強さを発揮できたことに手応えを感じている。
 次戦でぶつかる大阪は、キングスをリーグの頂点に導いた名将の桶谷大ヘッドコーチが指揮を執る。県出身の並里成が所属するなど、選手の実力や経験もリーグ屈指だ。
 ドゥレイロン・バーンズは「タフな相手だ」と警戒感を強めながらも、「自分たちは練習してきたことをぶつけるだけだ」と普段通りのプレーで立ち向かうことを誓う。
 岸本は「(大阪は)守備が堅いチームなので、いかに点を取り続けるかがポイントになる」とキングスのペースに引き込むつもりだ。
 試合は7日が午後3時、8日が午後1時開始予定。対戦成績が1勝1敗になった場合は前後半5分の最終決定戦を行う。チケットは球団ホームページなどで販売している。