ペットボトルで助かる! 防ごう水難事故


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浮き輪などを使った救助方法を指導する那覇署の警察官=4月28日、那覇市の三重城港

 本格的な海水浴シーズンを前に、那覇地区水難事故防止運動開始式が4月28日、那覇市の三重城港で開かれた。那覇署や那覇市消防局、マリンレジャー業者らが参加し事故防止の知識を学んだ。

 県警は4月28日から8月31日までを県水難事故防止運動期間と定めている。那覇署の當山達也署長は「家庭や地域、学校、職場で水難事故防止の意識を高めてほしい」と呼び掛けた。
 実際に水難事故が発生した場合の救助方法も実演された。空のペットボトルを投げ込むだけでも浮力が得られて助かる可能性が高まることを、消防士や警察官が説明し「自分も海に飛び込んで救助するのは最終手段。道具を使った方がはるかに安全だ」と説明した。