リウボウ3社、増収増益 16年2月期 売り場改装や催事が寄与


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 リウボウグループ(比嘉正輝代表)は10日、グループ流通3社の2016年2月期決算を発表した。百貨店「デパートリウボウ」経営のリウボウインダストリー(糸数剛一社長)、スーパーマーケット事業のリウボウストア(糸数剛一社長)、沖縄ファミリーマート(大城健一社長)はいずれも増収増益で、3社合計の売上高は前期比12・9%増の972億4300万円、経常利益は同9・5%増の20億400万円となった。昨年12月にココストアを吸収した沖縄ファミマは、今秋に300店体制に到達する見通しを明らかにした。

 3社合計は3期連続の増収増益で、売上高、利益ともに過去最高となった。好調な個人消費や外国人観光客による購買増を基調に、売り場改装や催事による大型動員が効果を上げ、昨年5月からグループ全体に導入したTポイントサービスも売り上げ増に寄与した。