【熊本地震】被災者に住宅提供、那覇市


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 那覇市は16日から、熊本地震で住宅が倒壊するなどし、居住できなくなった被災者を対象に、市営住宅への入居募集を開始する。案内戸数は5戸(3DK)で、2人以上の世帯が対象。また11日からは、被災者や受け入れ者を対象にした水道料金と下水道使用料の減免措置も本格的に開始した。

 公営住宅提供は県営住宅でも既に始まっている。入居期間は半年(延長申請で最長1年まで)で、家賃などは免除(ガス、電気料は入居者負担)。罹災(りさい)証明書のほか、市営住宅一時使用許可申請書(大規模災害用)や誓約書などの提出が必要で、市ホームページで入手できる。
 水道料金については、市内の公営住宅などに入居した被災者は免除、一般世帯で被災者を一時的に受け入れた場合には被災者の使用水量などを踏まえて減免される。減免期間は入居・受け入れ日から2017年3月分まで。市上下水道局ホームページで入手できる減免申請書と罹災証明書の提出が必要となる。
 問い合わせは市営住宅課(電話)098(951)3262、市上下水道局料金サービス課(電話)098(941)7811。