北米キャラバン ロス説明会に100人 ウチナーグチ普及で知事表彰


この記事を書いた人 金城 美智子
県系人らに世界のウチナーンチュ大会への参加を呼び掛ける翁長雄志知事(右端)=12日午前10時すぎ(現地時間)、カリフォルニア州の北米県人会ビル

 【ロサンゼルス12日=当銘寿夫】10月の「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加を呼び掛けるため北米2カ国、4都市を巡る県の「北米キャラバン隊」(団長・翁長雄志知事)は12日午前10時(日本時間13日午前4時)、2番目の訪問地となるカリフォルニア州ロサンゼルスで説明会を開いた。説明会には北米県人会の会員ら約100人が参加した。

現地の県系人(手前左)から感謝状を受け取る翁長雄志知事(同右)=12日午前11時30分ごろ(現地時間)、カリフォルニア州の北米県人会ビル

 翁長知事は「皆さんが沖縄に対し、いろんな支援をしてもらったことを県民はよく知っている。遠く北米や南米で頑張っている県系人の皆さんへ、私たちの心からの気持ちを伝えたい。沖縄に来ることを心からお待ちしている」とあいさつした。北米県人会の國吉信義会長は「大会に参加すれば沖縄の人々のパワーとおもてなしを感じるはずだ」と語った。那覇市長時代からウチナーグチの普及運動に取り組んでいたとして、同会から翁長知事に感謝状が贈られた。【琉球新報電子版】