不発弾処理で国道58号70分封鎖 浦添市牧港


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
不発弾処理で封鎖された国道58号=15日午前9時55分ごろ、浦添市牧港

 浦添市牧港で見つかった米国製5インチ艦砲弾の不発弾処理が15日午前、現地で行われた。午前9時45分から作業終了の10時55分までの1時間10分の間、牧港の国道58号が約300メートルにわたって封鎖された。浦添署によると規制に伴う交通渋滞など大きな混乱はなかった。処理作業は報道ヘリが処理現場上空を飛行した影響で予定より30分遅い午前10時25分から始まり、終了時間は10時55分だった。

 現場の半径156メートル以内の206世帯と39事業所が避難対象になった。このうち全167世帯が避難対象になった県営浦添市街地住宅の住民約20人は処理現場から離れた同団地の自治会集会所などに避難した。団地の中下征夫自治会長は「出掛けた人がほとんどだった」と話した。