「沖縄、まるで植民地」 金平茂紀さん、国の対応批判


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 東アジア共同体研究所の第18回定例勉強会が15日、那覇市銘苅のなは市民協働プラザで開かれ、ジャーナリストの金平茂紀さんが「沖縄に伝えたい事」をテーマに、基地問題や報道について語った。約100人が参加した。

 辺野古への警視庁機動隊の派遣などに触れ、「日本政府の沖縄への対応はまるで『植民地』だ」と批判した。
 辺野古移設計画を巡る裁判の和解については「一時休戦でしかない」「メディアは、国が和解案を受け入れた経緯をさらに検証するべきだ」と主張した。
 さらに、高市早苗総務相の、放送局に電波停止を命じる可能性に言及した発言について「情報は『民』のものであるべきだ」とし、政府による報道への圧力に警戒するよう訴えた。